2022年 手づくりの本展覧会の記録1

今日は先週、開かれた手づくりの本展覧会の様子をお見せします。
茨木市立中央図書館ロビーが会場です。
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この写真は最終日の日曜日のものですので、受付の机の上にはミニ絵本の材料が並べられています。
土曜日と日曜日に簡単なミニ本のワークショップを行いました。
今年は世の中の皆さんがイベントに飢えておられたのか、かつてない参加人数がありました。
物語10種、いろいろな国の言葉11種の中からお一人2冊、大人も子供も選んで作ることができます。
小さな子供でも簡単に作れるように折り型を付けておいたり準備はそれなりに大変でしたが、とても好評でした。
毎年やっていることですが、結構なファンもいて、全冊集めたいと言って毎年参加してくださる方も何人かいます。
さて、展示のほうはこんな感じです。
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今年は親子手づくり絵本教室の生徒さんたちの作品が少なかったので、子供たちの絵本は赤い布のテーブルの1列だけです。
手前の黒いテーブルは私たちKinderHouse手づくり絵本の会の会員の作品です。
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反対側にはワークショップ用のテーブルを用意しました。
右に見えているのはお魚の形の感想用紙。
柱の角を回って、模造紙3枚が埋め尽くされました。
さて、子供たちの絵本です。
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これは田村愛珠紗さんの作品。
富山市の射水市大島絵本館が毎年開いている「おおしま国際手づくり絵本コンクール」のジュニアの部で最優秀賞を取られた作品です。
去年のKinderHouse手づくり絵本の会の夏休みの親子手づくり絵本教室で作られました。
中身は以下から見ることができます。
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こちらは同じく田村さんの作品でその前年に同じコンクールで金賞をとられた作品です。
毎年頑張って作っておられます。
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これはSさんの作品。
自作の詩に絵を付けたものです。
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こちらはHさんの作品。
自作の迷路がいっぱいのお話。
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こちらはSさんの作品。
トンネルを抜けると恐竜の世界だったというもの。
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こちらはKさんの作品。
夢の中でお花がいっぱい。
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こちらはAさんの作品。
複雑な重層的なまた、子供さんらしい作品です。
さて、KinderHouse手づくり絵本の会の会員の作品です。
まずは私から。
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左上の和綴じ本から反時計回りに、和綴じ本2冊。
枕草子は友人の素絢に書き下ろしていただいたもの。
次は「花つれづれ」。
不思議カードが12か月分綴じられていて、白黒のカードの端を引いて行くと色がついたカードにそれぞれの月の花が現れます。
その横が「養老天命反転地」。
養老にある不思議体験のアミューズメントパークの体験記です。
次は「瑠璃色の小宇宙」。
曜変天目茶碗についての考察です。
表紙の丸い曜変天目茶碗の部分が回転して裏返ります。
そして、その右は「作文筆記帳」。
明治生まれの私の祖母が小学4年生の時に書いた物が出てきたのもですから、友人の素研鑽に手伝っていただいて、読み解いたものです。
そして、お菓子のアルバムやSDG’sのための反故紙を使ったメモ帳など。
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「作文筆記帳」の右にある2冊は文庫本を改装したものです。
カメオなどを表紙にはめ込んであります。
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こちらは手のひらにすっぽり入るミニ本の童話です。
ぴったりの箱を作ったものもあります。
などなど、手づくりの本いろいろでした。
まだまだ続きます。
またこんど!

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